西川貴教(T.M.Revolution)の台湾囲み取材~イナズマロックフェスも男子限定ライブの開催も夢じゃない!?~

(本記事は中国語版の抜粋になります:http://aniarc.com/news/101536/

(文、撮影:Ian)

9月3日にニューシングル「Phantom Pain」リリースし、台湾ライブもライブビューイング決定した最も人気なシンガーT.M.Revolutionこと西川貴教が台湾に降臨!

アニメ関係のメディア陣限定に開催した囲み取材に、西川さんが親切かつ気さくに質問を答えてくれた。プライベートの台湾旅行からはじめ、水樹奈々さんとのコラボや、「Stand Up Japan」、「イナズマロックフェス」の今後について語ってくれた。両国の関係をもっと親しくさせたい西川さんは、いつか台湾のアーティストとも共演したいし、いつかイナズマロックフェスも台湾に開催したいと発言。今後もぜひ注目していただきたい。

 

──年初にプライベートで旅行しに来ましたが、上げた動画に白色の虎のリュックを背負ってました。あれは台湾に流行ってる商品ですが、ご自分が台湾で購入したですか。

西川:台湾で買いました!(笑)ちょっとしか入らないだけと、していくとみんなびっくりするので、ほかの種類もあれば、欲しいですね。
(黄色の虎や豹、ライオンの柄もある)

 

http://www.mobypicture.com/user/TMR15/view/16435427

 

──今(8月上旬)台湾がマンガフェアが開催しており、ご自分も観覧しに行きましたか。

西川:今行ってきました(笑)。来週ぐらい日本はコミックマーケット開催するですが、仕事でインドネシアにいくので、参加できなくて残念ですけど、台湾のマンガフェアに回ってできて、うれしかったです。

 

──2012年夏頃からTwitterで「コミックマーケットに行き、自分が題材になっている薄い本(同人誌)を購入してみたい」や、自分の同人誌があれば「送って来い」と発言しましたが、今になって実際に読んだことありますか。

西川:ありますあります!(笑)。本当に来てるし、友達も買ってくれたりとか。本来だと、本人に送ることはタブーで言われてるですけど、僕はどうも大丈夫そうなので、結構みんなに送ってもらったりとかしました。

 

──ご感想はどうですか。

西川:そうですね~複雑な気持ちにはなりますけど、でもコミケのために滞在してくれたりとか、興味を持ってくれるのはすごくうれしいことなので、今年ももしあれば、みてみたいと思ってます。(笑)

──水樹奈々さんとのコラボ企画「Preserved Rose」、「革命デュアリズム」の反響がすごく良くて、紅白も素晴らしいパフォーマンスを披露しました。この企画のきっかけはなんですか。

西川:約10年前ぐらい、「機動戦士ガンダムSEED」に一緒に仕事した毎日放送のプロデューサーさんが新しい企画「革命機ヴァルヴレイヴ」を制作すると言って、そこからオファーを頂きました。タイトルとおり全く新しいものをやりたいから、主題歌をデュエット曲にしたいと言いました。その相手が水樹奈々さんです。

 

──なるほど。レコード会社ではなく、放送局プロデューサーの意向がコラボのきっかけですね。

西川:「機動戦士ガンダムSEED」経由に、毎日放送のプロデューサーの方ととすごく仲良くなったですね。それから向こうがなにか作品を頑張りたい時は、よくオファーいただきますね。今回も同じく、それが最初のきっかけです。

 

──水樹奈々さんとのコラボ企画ですが、二人がいつも完璧なパフォーマンスを出しました。ネット上では西川さんが唯一水樹奈々さんをセクハラしていい人物という評価を得てます。しかしながらインタビューによると、西川さんは最後まで水樹さんを正面からみることはなかなかないという。これはやはり性格が人見知りですか。

西川:そうです。長くコラボしてましたが、相手はやっぱり女性ですし、お互いパートナーですけど、未だに彼女の連絡先も知りません。(笑)

 

──ステージだと見れるですか。(笑)

西川:そうですね。ステージ上は大丈夫なんですけど、普段は全然だめです。(笑)だから水樹さんのファンも多分そんな僕の性格を知ってて、「西川は大丈夫だろうな」と思ってると思います。

 

──ニコニコ生放送でやってる生放送番組「西川貴教のイエノミ!!」ですが、いろんなアーティストを呼ぶ中に、特に女性アイドルがよく出演してます。メール―コーナーでは西川さんよくギリギリなネタを表現しますが、あれはご自身の発想ですか。また、抵抗感はないですか。

西川:ゲストに女性アイドルが多いのは、なぜかあの番組に出たいと言ってる女性アイドルが多いです。それは僕もびっくりしてます。「イエノミ!!」は基本的に台本がなく、全部自分が聞きたいこととか、興味があることをやってます。

 

──メール内容に関しての小芝居も、全部アドリブでやってるですか。

西川:そうです。本当に興味があることを聞いてますし、感じたり、思ったことをそのうままやってるので、時々びっくりされることもあるですけど。なのになんでアイドルの子が出たいのが、全然わからないですね。(笑)

 

──「イエノミ!!」は台湾から直接視聴できますし、会員も入れるから、視聴者が結構多いですね。

西川:実は昨日スッタフさんたちとマッサージに行きましたが、受付の女性店員さんも「イエノミ!!」みてると言いました。(笑)

 

──西川さんが来年でデビュー20週年を迎えます。また、東日本大震災の復興のために立ち上げた「Stand UP JAPAN」と、2009年から地域振興のために毎年開催の「イナズマロックフェス」もあります。来年この3つのプロジェクトは、今後どう動きますか。

西川:まず20週年ですけど、できるだけたくさんのファンのみんなさんと会いたいので、来年春から約100本ぐらいのツアーを開催します。できれば台湾や海外にも行きたいと思ってます。

9月開催のイナズマロックフェスは元々僕が住んでいた滋賀県を元気にするための企画です。琵琶湖から地球のことや環境のことを、考えさせるようなイベントしたくて、フェスを立ち上げました。

夢はいつか日本のアーティストを連れて、台湾のアーティストも誘って、一緒に開催したいと思ってます。日本と台湾が一緒にフェスを挙行したら、お互いの距離ももっと近づけると思います。

Stand UP JAPANは、台湾のアーティストの方も応援メッセージやチャリティーのオークションを参加してくれました。募金活動のこともそうですし、本当に台湾のみんなさんからたくさん暖かい気持ちをいただきました。

日本の政府は台湾ともっと密接な関係を結ぶべきだと思ってますし、もしそれが難しいであれば、僕らはもっともっと文化や音楽とかを繋がれる機会を増やせたいと思ってます。今回高雄市の大きな事故もそうですし、お互い助けあって、そういう普段から助け合いの関係をもっと深めるきっかけを作っていきたいです。

 

──西川さんは最初に男性(自分と同じ性別)限定ライブを開催したアーティストです。台湾は今までそういったライブがなかったので、今後機会があったら、台湾に性別限定のライブを開催する可能性はありますか。

西川:あーそうですか!(ややびっくり)実は今回の宣伝活動、外に待ってくれたファンは全部男性ですよ。だからもし台湾に男性限定のライブができたら、すごいかもしれないですね。すごくやってみたいです。(笑)

 

──たくさんのアニメやゲームのタイアップをしてきましたが、一番のお気に入りはどの曲ですか。

西川:うわー難しい質問ですね。でもアニメ主題歌をたくさん唄うきっかけを作ったのはやっぱりるろうに剣心の「HEART OF SWORD ~夜明け前~」ですね。本当にあの曲がなければ、ほかのテーマソングを唄う機会もなかなかないと思いますので、すごく大切な曲です。

 

──台湾に来て、一番うまいと思ったものはなんですか。

西川:16年前から、台湾のタピオカミルクティーがすごくおいしいと思います。すごく好きなので、他の国にいっても、いつも探して飲むぐらいです。(笑)

(台湾ライブのチケットが「秒殺」し、追加公演チケットも即完売した。台湾のファンはライブを待ってる同時に、次回の開催も心から期待している。)

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